誰もが手軽にデータベース管理できるクラウドサービス
キントーン(kintone)は、プログラミング不要で、誰もが手軽にデータベースを管理できるクラウド上のサービスです。キントーン(kintone)の特徴、アプリ、機能について「何ができるのか、簡単なのか」わかりやすくまとめてみましたのでご覧ください。
キントーン(kintone)とは
kintoneは、インターネット上にデータベースを管理・構築することが可能なサービスになります。kintoneは、特定の作業のみではなく、各業種に合わせたデータ管理・構築を自由に、目的に合わせてアプリ作成ができるWEBサービスです。
kintoneは、エクセルのような機能です。オンライン上でエクセルのように手掛けた資料を社内やチームのユーザー同士で即時にその場で共有することができます。
kintone、3つの特徴
- kintoneは、エクセルのように、資料を作成することができます。(エクセルみたいな機能)
- kintoneは、作成した資料をその場で即時に確認することができます。
- kintoneは、作成した資料をその場で即時にユーザー同士で共有することができます。
キントーン(kintone)でできること
1,プログラミング不要でアプリ開発ができる
基本的にアプリやプラグインを作成するのに、プログラミングの知識が必要となりますので、自社で開発するか、システム会社に依頼する形になります。しかしKintoneでしたら、プログラミングの知識いらず、その日からアプリ作成・構築ができます。
2,アナログからデジタル化へのデータベース管理へ(顧客情報や契約情報、見込み客のグラフ化)
kintoneは、WEB上にあるサーバーでデータベースの管理・ユーザー同士の共有ができるクラウド型サービスになります。Googleなどの一般的なWEBブラウザからkintoneのクラウド型サービスを利用することが可能です。
オフィスや自宅など、誰もが手軽にすぐkintoneを開き、作業やデータの確認・共有ができます。
3,データベース管理をクラウドに置き換えることで、作業の短縮化
今までエクセルなどで手掛けてきたアナログ作業から、データベースをクラウド上で管理・制作が可能なkintoneに置き換えてはいかがですか。DX化を図ることで、作業の短縮化を可能にします。
テレワークを導入する企業が、ここ最近増えてきています。社内と同じように自宅やオフィス限らず作業したり、確認する環境作りとして、kintoneはおすすめです。
4,(エクセルで行っていた作業など)誰もが手軽に使えるデータベース管理に
kintoneが利用される1つとして、プログラミング不要で、誰もが同じように、エクセルのような資料を簡単に作成できたり、データの確認・共有することができるところにあります。パッと一目で誰もがわかるようにアプリを作成したり、すぐに作業・確認・共有することができます。
請求書や印刷、申請、承認などのワークフローもkintoneで手軽に行え、データベースの管理ができます。
キントーン(kintone)の使い道
プログラミングの知識がなくても資料を誰もが簡単に作成できるkintoneですが、その使い道はいろいろございます。こちらでkintoneの使い道についての解説をしていきますので、参考にして頂けますと幸いです。
顧客・案件情報の管理
kintoneでは、顧客・案件情報の管理・共有が可能です。この顧客・案件情報をkintoneで管理することで、知りたい情報をパッとわかりやすく、そして素早くクラウドで表示させることが可能です。
これにより進歩状況の見える化し、二度対応するミスや情報漏れを防ぐことができます。スピーディな対応を問われる顧客とのやり取りにも便利です。
勤怠管理
kintoneでは、出退勤管理・残業・休暇申請・有給日数管理・緊急時の勤怠連絡などの勤怠管理を作成することが可能です。誰もが勤怠管理の共有・管理・作成がオンライン上で簡単にできます。
またkintoneの業務フロー機能を活用することで、その場で通知や承認が可能になります。またコメント機能もございますので、急な体調不良や緊急時の連絡などその場で直ぐにチームと共有することが可能です。
日報報告管理
日報・報告書を誰もがその場で共有・確認・作成できるkintoneを活用することで、個人個人で内容がバラつきがある報告書も、一まとめで管理でき、外出中でもパソコン・スマホで報告できますから現場からでもその場で直ぐに共有・確認・作成が可能です。
またキントーンの機能であるグラフ化を活用することで、データの分析が可能になります。
社内ポータル
kintoneでは、社内ポータルを簡単に作成することが可能です。必要に応じてファイル・コミュニケーションの場としてご利用いただけます。これにより業務効率の向上が期待できます。
また検索機能もございますので、必要なファイル等、直ぐに探すことが可能です。
キントーン(kintone)のアプリで、できること
エクセルで作成してきた管理資料、kintoneのアプリを活用することで、簡単に作ることができるようになります。
kintoneのアプリとして、顧客管理や在庫管理のほか、スケジュール管理、受発注の管理、進歩状況の確認、文書管理、会議室の予約、アンケート調査、タイムカードなどがございます。
※アプリは、kintoneのアプリストアで用意されています。気になったkintoneで用意されている各アプリをご紹介いたします。
顧客リスト
会社名、担当者名、連絡先などの顧客基本情報や、案件、商談履歴など顧客に関しての情報を1つにまとめて管理することができます。
案件管理
営業活動においての日々の顧客対応履歴を登録できます。案件、見積もりを一つにまとめて管理することが可能です。
チームでの案件に関しての相談、指示も可能で、チーム営業も行うことができます。データグラフの出力も可能で、営業状況を目に見える形にわかりやすくすることもできます。
ファイル管理
提案書、総合分析資料、製品資料などの資料をテキストとしてチームで共有し管理することができます。資料のカテゴリ管理やバージョン管理もでき、資料についての会話などもレコード内で実際に行うことも可能です。
社員名簿
社員情報を一つにまとめて管理するアプリになります。キーワード検索、複数検索を利用し、探したい情報をすぐ見つけることができます。また社員情報を増やすだけではなく、入社人数の移り変わり、状態変化を目に見える形に分析することも可能です。
人事評価管理
社員の評価情報を一つにまとめて管理することが可能です。各社員に対して、等級計画、昇給額を登録することができます。
過去評価を照らし合わせて参考にできるので、各社員の評価の移り変わりも確認できます。また集計機能で、全体の等級計画、昇給の割り当てなど確認することが可能です。
タイムカード
勤務の記録、申請、管理ができるアプリです。出勤時刻と退勤時刻を入力すると、勤務時間を自動で計算してくれます。また申請、承認などを行うワークフローもこのアプリ1つで行えます。
プロジェクト管理
プロジェクトの内容、対応状況を管理するアプリです。プロジェクト体制、スケジュール、費用などを記録し、各プロジェクトの状況を即時に把握することができます。コメント機能を活用して、プロジェクトごと、メンバーで議論することも可能です。
作業依頼申請
他の部署や他のチームに対して、作業を依頼するアプリになります。どこにいようとすぐに作業の依頼ができ、作業のスピードを図ることにも繋がります。
また依頼した作業の対応状況も簡単に確認できます。作業に関しての申請、承認などを行うワークフローやコミュニケーションも可能です。
イベント・フェアカレンダー
プロジェクトや、イベントの日程や期日などをカレンダーで共有することができるアプリになります。目に見える形で「作業が捗っているか」確認するときなどに使ってください。
キントーン(kintone)の各機能、できること
エクセルでは、資料作成のみの機能しかございませんが、kintoneを活用しますと「申請、承認などを行うワークフロー」「グラフの作成とクロス集計表」「スペース(メンバー表)」や「ユーザー同士のコミュニケーション」ができます。kintoneの各機能についていくつか紹介していきます。
プロセス管理機能
お問い合わせ、対応依頼、タスクのステータス管理、申請承認業務は、プロセス管理機能を活用して行うことができます。またボタン一つでステータス変更可能で、各種状況確認・進展を一覧で確認することができます。
※申請・承認のワークフローを活用したい場合にもプロセス機能が役に立ちます。
- ステータス変更と同時に依頼先ユーザーに通知
- 連絡忘れなどの作業ミスを防ぐ
- タイムカードを記入後、ユーザー申請・承認のワークフローが可能
- 作業依頼申請を記入後、ユーザー申請・承認のワークフローが可能
グラフ機能
グラフ機能で、毎日の活動、作業状況、進歩状況をさまざまな方向から即時に目に見える形にグラフ表示することができます。
- 案件数、応募者数、進歩具合、売り上げ予測を集計してグラフ化
- 経費の利用状況を集計してグラフ化
- お問い合わせ数を集計してグラフ化
- 作業依頼数を集計してグラフ化
コミュニケーション機能
コメント機能、スレッド機能、ピープル機能により、SNSのようなコミュニケーションが可能です。チーム・テーマ別にスレッドを立ち上げることができ、画像やいいね機能を活用することで、アイデアの共有が簡単にできるようになります。
※ビープル機能は、ユーザー同士で直接連絡を取りたいときに使う機能です。
スペース機能
スペース機能は、チームで情報共有したいときに使う機能になります。スペース機能を活用することで、企画メンバーなどチームごとで連絡を取るスペースを設けることができます。
- スペース機能を活用している中で、案件の進歩状況などをグラフ化することができます。
- リンクを配置することもできます。
- スレッドを活用して、コミュニケーションも可能です。
リマインダー(通知)機能
kintoneを利用するごとに、新しい通知が自動で届くようになります。これにより顧客対応やフォローやタスクの見落としを防止することができます。
- 提出日・研修の2日後、次回の活動日の3日後などに通知が自動で届くよう設定ができます。
- 対応期限の3日前などに通知が自動で届くよう設定ができます。
キントーン(kintone)の開発について
kintoneでは、膨張機能や有料プラグインの他、API連携やJavaScriptやCSSを活用し、開発し充実させることが可能です。膨張機能や有料プラグインに頼りkintoneを充実させることも可能ですが、容量が限られているため(一人当たり5GB)、動作が重くなるといった不具合生じます。
kintoneを充実させるのであれば、プログラミングを活用し開発することをおすすめいたします。もしkintoneを充実させるのにお困りでしたら、シーエスシステムズまで外注の依頼をご検討していただきますと幸いです。
プログラミング不要で、誰もが手軽にデータベース管理、kintoneがおすすめ
kintoneでは、用意されたアプリと機能を活用することによって、手軽に誰でもプログラミングに頼らず、エクセルのように資料作成したり、データベースの管理・共有ができるようになります。
アナログからデジタルへと作業の短縮化からDX化を図るのであれば、kintoneを導入してはいかがでしょうか。※シーエスシステムズは、kintone開発からDX化を推進するお手伝いをしております。
キントーン(kintone)のアプリ開発は、シーエスシステムズが承ります。
ソフトウェアを開発しているシーエスシステムズは、キントーン(kintone)のアプリ開発も承っております。弊社では、VBA・jave・C言語・C++言語・C#.NET・DELPHI・Perl・PHP・Ruby・Javescript・Typescriptでの開発が可能です。キントーン(kintone)での細かいボタン配置やプログラミングを必要としたカスタマイズを開発依頼するのであれば、シーエスシステムズにお任せください。