kintoneのエクセル機能・帳票印刷、トン活ライブラリについて
kintoneをエクセル(Excel)のように入力し、また帳票印刷も可能にした「トン活ライブラリ」についてご紹介いたします。トン活ライブラリは、お客様の視点から考えてkintoneの不満点を解消したシーエスシステムズオリジナルのキントーンパッケージになります。kintoneには、主にこのような欠点がございます。
その前に|kintoneの印刷機能、何ができる?
kintoneの印刷機能は、アプリ内のレコードやデータをその場で直ぐに印刷できる機能です。必要な情報は自分の好きなように形式を変えることができますが、帳票印刷などの複雑な印刷ができません。
kintoneの標準機能の印刷は、以下の3つの手順で印刷可能です。
- 印刷したいアプリを開く
- 印刷したいアプリ内のレコードを選び、詳細画面を開く
- 詳細画面→「・・・」メニューをクリック→「印刷」を選ぶ
アプリ内のレコードを選択し、印刷しようとすると、印刷ページに移行します。プリンターを選択し、印刷設定してから印刷ボタンを押すと印刷がスタートします。
データも同様に、印刷しようとすると、印刷ページに移行するので、そこから印刷することができます。※印刷用フォーマットから印刷。
標準機能の印刷でも、確かに簡単に印刷できますが、帳票印刷など、キレイな印刷ができないので、正直おすすめできないかもしれません。
帳票印刷などのキレイな印刷を試すのであれば、プラグインや膨張機能、Javescriptでkintone開発するなどの対策が必要になるかと思います。
その前に|kintoneのエクセル機能、何ができる?
確かにkintoneでは、標準機能ですと、エクセル(Excel)を出力させることができます。またkintoneのアプリ内にExcelをインポートさせることもできます。ただしkintone上でエクセル(Excel)のように操作することはできません。ですのでkintone上でエクセル(Excel)のように操作するのであれば、プラグインや膨張機能や、Javescriptでのkintone開発が必要になります。
kintoneからExcelファイルに出力する手順は、下記になります。
- kintone(キントーン)内のアプリ一覧から、出力したいアプリを選択する。
- 「•••」をクリック→「ファイルに書き出す」を選ぶ
- 「ファイルに書き出す」→書き出すファイルの内容を決定する
- ファイルに書き出す項目→ファイル内に入れたい位置に移行させる
- 「書き出す」を選択→Excelファイルをダウンロード
kintoneにExcelファイルをインポートする手順は、下記になります。
- kintoneにインポートするために、Excelファイルのデータの中身を整理する
- kintoneの「アプリ」タブ→「+」を選択
- 「Excelを読み込んで作成」→「作成を開始」を選択
- チェックの一覧を確認して「アップロードへ進む」を選択
- 「参照」をクリックし、インポートしたいファイルを添付する
- kintoneに読み込みたいデータ範囲を選択する
- 自動で設定されたフィールドタイプに問題なければ、「作成」を選択
- 作成して、問題なさそうだったら完了です
kintone(キントーン)とは、クラウド上に業務アプリを構築することができる業務改善プラットフォームになりますが、エクセル(Excel)は、Microsoft社が開発した表計算ソフトになります。
エクセル(Excel)は個人用として分析やタスクとして使用するのに使いますが、一方でkintone(キントーン)は、クラウド上で情報を社員同士で共有したり、直ぐに確認したいときに便利です。※kintoneのアプリは、エクセル(Excel)の別々のワークシート、ブックの一覧を1つにまとめて管理したものになります。
kintoneの欠点
1,検索機能が使いにくい
kintoneでは、検索機能を使う際に、フィールドを毎回選択しなければならない欠点がございます。その上で検索で使う項目が、毎回同じものを使用するといったものになっています。またフィールドが多いので、目当てのフィールドをkintone内から探し出すのはかなり大変かと思います。また「and」と「or」を組み合わせての検索ができません。
2,画面レイアウトがいまいち
kintoneの画面は、作成するのに簡単な機能がありますが、画面レイアウトが単調すぎて本当に簡単な画面しか作ることしかできません。※kintoneは、Excelのようにアプリを操作することができない。
3,印刷が使い物にならない
kintoneの標準の印刷機能ですと、画面入力のレイアウトをそのまま印刷することしかできません。画面をそのままハードコピーで印刷したようなものしかできないため、実用性がございません。※通常ですと、実用的な印刷をするのでしたら、プラグインやライブラリ(膨張機能)が必要になります。
これらの3つの機能を改善し、簡単にカスタマイズできるようにしたのが、トン活ライブラリになります。
トン活ライブラリ、3つの機能
便利な検索機能
シーエスシステムズの検索機能は、画面レイアウトの一覧上に、専用の検索項目・画面を設定・作成することが可能で、アプリ内で検索するのに不可欠な正確で素早い入力ができるようにした検索機能が簡単に実現できます。
Excelグリッド機能を搭載した、画面レイアウト
このExcelグリッド機能を活用することによって、kintone上でアプリ内のデータに対しExcelを使うのと同じように、コピー・編集することが可能になります。kintoneの画面の表現力、使いやすさが、良くなります。
便利な帳票印刷
シーエスシステムズの帳票印刷は、、納品書、受注書など、各業種に合わせた多種多様な帳票印刷ができます。フォーマットは、エクセルとHTMLに対応しており、簡単に誰でもが、知識がなくてもテンプレートを作成することができます。もちろん電子印鑑などの、画像ファイルにも対応しております。
※要望に応じてフォーマットを多数対応させることが可能ですし、一括での帳票印刷、帳票出力枚数の制限を設定することもできます。
キントーン(kintone)のアプリ開発は、シーエスシステムズが承ります。
ソフトウェアを開発しているシーエスシステムズは、キントーン(kintone)のアプリ開発も承っております。弊社では、VBA・jave・C言語・C++言語・C#.NET・DELPHI・Perl・PHP・Ruby・Javescript・Typescriptでの開発が可能です。キントーン(kintone)での細かいボタン配置やプログラミングを必要としたカスタマイズを開発依頼するのであれば、シーエスシステムズにお任せください。








